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こちらでは、お天気に関する豆知識を掲載しています。
二十四節季 / 天気予報Q&A / 誰でもできる天気予報

皆さん御存知の通り、地球は太陽を中心に公転し、約23.4°傾いた軸を中心に自転しています。
その為、日々太陽高度が変化し、温度の変化、つまり季節の変化が生じます。
ここで、地球から太陽を見たときに、太陽が天球(空)を通る軌道を黄道と言います。
星座表等に記されているので、見たことがある人もいるでしょう。
この黄道面は赤道面と約23.4°傾いており、赤道面と2点で交わることになります。
この内、太陽が南から北に移るときの交点が春分点になります。
この春分点を基点として、黄道の円弧を24等分し、それぞれに季節をあてはめたものが二十四節季です。
中国の黄河流域の季節が基になっている為、多少のズレはありますが、
日本では地理的、気候的にかなり近いこともあり、今日でも使われています。
二十四節季を下表に示します。なおこの内、日本で休日とされている日には、
赤字で表記してあります。
| 節季名称 | およその月日 | 太陽の黄経 | 意味(コメント) |
|---|---|---|---|
| 小寒 | 1月6日 | 285° | 寒の入り。 |
| 大寒 | 1月21日 | 300° | 寒さが一番厳しくなる時期。 |
| 立春 | 2月4日 | 315° | 春の初め。 |
| 雨水 | 2月19日 | 330° | 雪が雨に変わる時期。 |
| 啓蟄 | 3月6日 | 345° | 冬篭りの虫が這い出てくる時期(まだちょっと早くない?)。 |
| 春分 | 3月21日 | 0° | 昼夜の長さがほぼ等しい日。 |
| 清明 | 4月5日 | 15° | 清浄明潔な時期(日本では黄砂があるが…)。 |
| 穀雨 | 4月21日 | 30° | 春雨が降って百穀を潤す時期。 |
| 立夏 | 5月6日 | 45° | 夏の初め。 |
| 小満 | 5月21日 | 60° | 万物が膨張する時期。 |
| 芒種 | 6月6日 | 75° | のぎのある穀(稲等)を播種する時期。 |
| 夏至 | 6月22日 | 90° | 太陽高度が最も高くなる。昼が最も長く、夜が最も短い日。 |
| 小暑 | 7月8日 | 105° | 暑気に入る。 |
| 大暑 | 7月23日 | 120° | 暑さが最も厳しい時期(梅雨明けしてればの話…)。 |
| 立秋 | 8月8日 | 135° | 秋の初め(この日から残暑と言います…)。 |
| 処暑 | 8月24日 | 150° | 暑さがやむ時期(まだまだ残暑は厳しいが…)。 |
| 白露 | 9月8日 | 165° | 秋気が漸く加わる時期。 |
| 秋分 | 9月24日 | 180° | 昼夜の長さがほぼ等しい日。 |
| 寒露 | 10月9日 | 195° | 晩秋から初冬の間の露が結ばれる時期(秋はこれから…)。 |
| 霜降 | 10月24日 | 210° | 霜が降りるほど寒くなる時期(まだ早い…)。 |
| 立冬 | 11月8日 | 225° | 冬の初め。 |
| 小雪 | 11月23日 | 240° | 初霜、初氷、初雪の頃。 |
| 大雪 | 12月8日 | 255° | 激しい雪が降る時期(と、とんでもない…)。 |
| 冬至 | 12月22日 | 270° | 太陽高度が最も低くなる。夜が最も長く、昼が最も短い日。 |
テレビやラジオの天気予報を見たり聞いたりしていて疑問に思うことはないですか?
たまに専門用語やら観測データやらを示されて、どういう意味?と思うこともあると思います。
このコーナーでは、そんな皆さんの疑問をできるだけ解消していきたいと思います。
| Q.1: 台風の進路予想で示される円は何ですか? |
| A.1: テレビでよく見る円は、基本的には二重になっていて、
内側の円を予報円、外側の円を暴風警戒域といいます。この二重円はたいてい3つ描かれていますが、
これは12時間後、24時間後、48時間後の台風の予想進路を表しています。 予報円は、その時間に台風が70%の確率でこの円内に進むと予想されることを示しています。 あくまで70%なので、予報より台風が逸れたからと言って、 文句を言ってはいけません(台風の進路予想は、かなり難しいのです)。 暴風警戒域は、予報円内に台風が進むとした場合、台風の暴風域がかかる恐れがある地域を示しています。 もちろん、その時間に台風の暴風域がなくなると予想されている場合は、この円は表示されません。 あくまで警戒域なので、確実に台風の暴風域に入る訳ではありません。 まあ、確実に来るとは言えませんが、進路にあたっていた場合は、警戒するにこしたことはないでしょう。 |
| Q.2: 降水確率はどうやって出しているのですか? |
| A.2: まず初めに言っておきますが、
降水確率はある時間帯に降水量1mm以上の雨が降るかどうかの確率であって、
決して雨の強さや降水量、降雨時間の長さを表していないということを理解しておいて下さい。 降水確率は10%毎に0〜100の数値で発表されますが、 これは今まで蓄積されてきた実況データ(気圧配置と降雨の有無等)を基に算出されています。 簡単に言うと、○月×日の降水確率を出す場合、その日の気圧配置と類似した日のデータ(降雨の有無)をピックアップし、 例えば、それが15日あったとして、その内の6日は雨が降っていた場合、 ○月×日の降水確率は、6÷15=0.4=40% となる訳です。 |
| Q.3: 天気予報が当たる確率はどれ位ですか? |
| A.3: かなり低いと思っている方が多いと思いますが、実は約80%とされています。
ブーイングの嵐でしょうが、それはハズレれているのではなくズレているからなのです(言い訳っぽい…)。 残念ながら天気予報の的中率は100%ではありません(恐らく永遠にムリでしょう)。 そんな天気予報と上手く付き合う為には、天気予報という情報を基に自分で判断するしかありません。 天気予報といえば、どうしてもお天気マークを鵜呑みにしがちですが、 あれはその日の大まかな天気の変化を表しているに過ぎません。 普段の生活において一番重要なのは、雨が降るかどうかですよね。 となると、一番見るべきは6時間毎(6〜12時、12〜18時等)の降水確率です。 そして、概況と予報の解説を聞いた上で、あなたなりに判断してみて下さい。 30%位までなら傘を持たない人、その日は帰りが遅くなるから雨が降り出すかもと考える人。 きっと判断は人によって違うはずです。 あと、予報はズレるものと思って下さい(しゃ〜ないな〜という目で見てあげて下さい)。 確実に降ると分かっていても降り出すタイミングは前後する場合があるので、 ある程度のズレはいつも考慮しておくのがミソです。 |
今のような気象観測・予報技術がない時代、人々は空を見上げて、動物や植物を観察して、
占いや呪い(まじない)をして(非科学的ですが…)、未来の天気を予想していました。
現在、『ことわざ』というかたちで残っているものがそうです(観天望気も含む)。
今私たちも、気象観測データや数値予報データ等がなくても、こうした手法である程度天気を予想をすることができます。
以下に示す条件と現在の状態を見比べて、皆さんも一度天気を予想してみて下さい。
普段ちょっと知っておくだけでも、役立つものもあるかもしれませんよ。
尚、的中率に関しては、私の独断と偏見によるものが多いのであしからず御了承下さい。
さあ、当るも八卦、当らぬも八卦(^^ゞ
朝方
M-1. 朝焼けは雨。 【的中率:60%】
朝焼けは、空気中の湿度が上がって増えた水蒸気によって光が散乱されて、
空が桃色から紫色に近い色に 染まると言われています。
朝焼けは東の空がよく晴れているということです。天気は一般的に西から東へと変化するので、
このセオリー通りであれば、この後の天気は下り坂であるといえます。
もしこの時、西の空が曇っていれば、更にその可能性が高くなります。
M-2. 朝虹は雨。 【的中率:65%】
朝は太陽が東にあり、その太陽光線を反射して出来る朝虹は西の空にかかることになります。
つまり西の方に低気圧があって雲が多く、太陽光線を反射させる雨滴があり、
やがてこれが東進し、雨が降りだす可能性があります。
M-3. 朝霧は日中晴れ。 【的中率:80%】
霧(放射霧)は、風が弱くよく晴れた夜から朝にかけて、地面が冷え(放射冷却現象)、
空気中の水蒸気が小さな水滴になることで発生する。
放射冷却には移動性高気圧が近づいて来ている時になりやすいので、その日1日は晴れることが多い。
M-4. 朝雨に蓑いらず(朝雨は女の腕まくり)。 《夏》 【的中率:55%】
夏の空気は水蒸気含有量が多く、日没後気温が下がると、水蒸気が水滴になり雲ができます。
そして翌朝、日が昇ると気温が上がり、雲が消えるのです。
その為、朝雨はすぐやむことが多いのです。
現代風に言うと、「朝雨に傘いらず」となります。
日中
D-1. 飛行機雲が立つ時は雨が近い。 【的中率:20%】
飛行機雲は、飛行機のエンジンから出る排気ガスや水蒸気、
または翼や機体による空気の膨張や乱流が原因でできます。
つまり、上空温度が低く(約-30℃以下)、空気が湿っていればいつでも発生するものです。
飛行機雲がすぐ消えるようなら上空はあまり湿ってないので好天、
長い間残るようなら上空がかなり湿っているので悪天となる可能性があります。
但し、だからといって、必ずしも雨になるとは言えないのであしからず…。
D-2. 高い山(富士山等)に笠雲がかかると雨。 【的中率:75%】
水分を多く含んだ空気が山にぶつかると、山腹に沿って上昇気流が起こり、
これが山頂付近に来ると冷やされて雲が発生します。
山を越えて空気が下りて行くと、雲が消える為、この時山を見ると、山が笠を被っている様に見えます。
この雲は笠雲と呼ばれており、これが現れる時は低気圧が近づいている為、雨になる可能性が高いと言えます。
笠雲が現れるときの気圧配置はほとんど決まっている為、的中率は高くなっています。
D-3. 遠くの山が近くに見えると雨。 【的中率:70%】
空気中の水分が多くなると、風があまり吹かず、塵も舞い上がらない上に、
光の屈折率も小さい為、遠くまで見えるようになります。
空気中に水分が多い為、雨が降りやすくなると言えます。
D-4. うろこ雲、波雲、レンズ雲は雨。 【的中率:70%】
うろこ雲は巻積雲、波雲は高積雲、レンズ雲は巻積雲や高積雲のことで、
低気圧の前面にある温暖前線が近づいて来ている時に出現します。
この後、高層雲や層積雲が現れて雲が厚くなり、やがて乱層雲が来て雨が降り出します(だいたい1〜2日後)。
D-5. 雷が鳴ると梅雨が明ける。 【的中率:85%】
梅雨初期から中期にかけてはシトシト雨が多いが、
梅雨末期になると、前線が北上してきて暖かく湿った空気が入ってくる為、
積乱雲が発達し、雷を伴った強い雨が降るようになります。
この時期を過ぎると更に前線が北上して、梅雨が明けて本格的な夏になります。
他にも、2月末から3月初め頃に雷が鳴ることがあります。
これは冬型の気圧配置が崩れて、温帯低気圧が東進してくるようになった(暖かい空気が入ってくる)為で、
冬が終わりを告げ、春が来たことを意味します。
D-6. 鐘の音がよく聞こえると雨。 【的中率:80%】
音は、通常遠ざかるにつれて聞こえにくくなる。
だが、上空に暖かい空気が広がっていると、その音が地上にはね返ってくる為(反射ではなく屈折の結果)、遠くの音が聞こえやすくなる。
上空に暖かい空気がある時は、温暖前線が近づいて来ている為、雨が降る可能性があります。
但し、夜間放射冷却現象が起きている時は、地表面付近が冷え、相対的に上空が暖かいので、
同じ様に音が響きやすくなります。
この場合、その後の天気は晴れる可能性が高いので、このことわざは日中限定です。
夕方
E-1. 夕焼けは晴れ。 【的中率:65%】
夕方となり太陽が地平線近くになると、太陽光線が長い間(約400km)空気の層を通る為に、
途中で空気分子や塵によって波長の短い青色等の光線が散乱し、
波長の長い赤や黄色の光線だけが残るので、我々人間には赤く見えることになります(これが夕焼けです)。
夕焼けが見られるということは、西の方の気層が安定している(空がよく晴れている)ということです。
天気は一般的に西から東へと変化するので、このセオリー通りであれば、明日の天気は晴であると言えます。
E-2. 夕虹は晴れ。 【的中率:85%】
夕方は太陽が西にあり、その太陽光線を反射して出来る夕虹は東の空にかかることになります。
つまり東の方に低気圧があって雲が多く、太陽光線を反射させる雨滴があり、
やがてこれが東進する為、晴天となる可能性が高くなります。
夜中
N-1. 夜に雲や風がほとんどないと、翌朝は低温、霧、霜。 《春・秋・冬》 【的中率:80%】
いわゆる放射冷却現象です。その場の空気がほぼ滞留したまま気温が下がる為、
湿度が上昇し、相対湿度が100%近くなると霧や露が発生、
更に気温が0℃近くなると霜が降りる恐れがあります。
N-2. 星がちらちらすると雨。 【的中率:70%】
星の瞬きは、上層の空気の乱れ(空気密度の濃淡)による屈折のずれから、
光の強さや色が変わることによって起こるものです。
これは低気圧の前面で起こることが多く、天候悪化(強風、降雨)の前兆となります。
終日
T-1. 太陽や月が暈(かさ)をかぶると雨。 【的中率:60%】
太陽や月の周りに虹みたいな輪っかが現れることがあります。
この暈は氷の結晶による薄い雲、例えば巻層雲等に光が当たることで反射・屈折して生じます(虹と同じ原理)。
巻層雲は低気圧の温暖前線の前面によく現れます。
低気圧が近づいて来ると、まず巻雲が現れ、次いで巻層雲が見られ、
やがて中層雲や下層雲が現れて雲が厚くなり、雨が降り出します。
よって、巻層雲が現れて太陽や月に暈がかかった時は、天気は下り坂であると言えます。
T-2. 櫛が通りにくい時は雨。 【的中率:60%】
空気中の水分が多いと、髪の毛が微妙に水分を含む為、櫛が通りにくくなります(個人差はあるでしょうが…)。
空気中の水分が多いということは、以後雨になる可能性があります。
動物
A-1. 猫が顔を洗うと、雨が近い。 【的中率:不明】
暖かくなると、蚤や寄生虫等の活動が活発になり、ネコの皮膚が痒くなりやすい。
その為、猫の毛繕いの回数が増えると考えられます。
暖かくなる時は、前線や低気圧が近づいているので雨になりやすい、ということらしいです。
全くのデタラメという訳ではないでしょうが、当てにはなりませんのであしからず…。
A-2. 燕が低く飛ぶと雨。 《春・夏》 【的中率:60%】
空気中の水分が多くなると、蚊等の羽が湿気を帯びて下の方を飛ぶようになります。
その為、蚊を餌にする燕も低く飛ぶようになります。
よって、燕が低く飛ぶようになると、空気が湿気ている為、雨になりやすいと言えます。
A-3. 雨蛙が鳴くと雨。 《春・夏》 【的中率:65%】
雨蛙は、その名の通り雨が大好きなので、雨が降る前に空気が湿気てくると鳴き出します。
でも、湿度が高い時や水辺等でも普通に鳴いていることがあるので、的中率は意外と低めです。
A-4. 蟻の行列を見たら雨。 《春・夏》 【的中率:30%】
蟻が、自分の巣穴から卵等を運び出しているのは、水から卵を守る為と考えられる為、
雨が近づいている可能性があります。しかし、その様な蟻の行列は雨対策だけとは限らないので一概には言えません。
A-5. 蝉が鳴き止むと雨。 《夏》 【的中率:75%】
夏限定の俄雨の兆候です。その原因は不明。
但し、蝉の種類により鳴く時間帯があるので注意が必要です。
熊蝉:朝方、油蝉:昼間、ツクツク法師:夕方、日暮:夕方。
A-6. ウンカのもちつきは雨。 《夏》 【的中率:不明】
ウンカが集団になっていて、その集団が上下に飛んでいるときは雨になりやすい様です。その原因は不明。
また、近くに田んぼがないとそれを確認する術はありません…。

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